沿革
終戦後のベルリン。アルフレート・ゲバウアーとクルト・ティーデが管理職として勤めていた会社は瓦礫と灰に埋もれ、何もかもが破壊され、仕事のしようがありませんでした。そのころラボ装置を製造する小さな会社に新たな就職口を見つける機会が二人に訪れました。しかし、それは1950年代初頭に東西紛争が激化したころで、就職しようとした会社が東ベルリン地区にあったため、二人は西ベルリンのフランス占領地区に、今日言うところのスタートアップを設立することにしました。こうして、両創業者、アルフレート・ゲバウアーとクルト・ティーデは、正規雇用の機械工二人とともに1951年5月1日Gebauer & Co.という会社の操業を開始したのです。両創業者はもっぱら医科・歯科医院の衛生に集中するというアイデアを持っていましたが、この一点に焦点を合わせる方針をMELAG Medizintechnik社は今日に至るまで一貫して追求しています。過去65年のファミリー企業の注目すべき発展を辿ってみようではありませんか。